G大阪が始動、長谷川監督「楽しみ」競争激化を期待 日刊スポーツ 1月17日(日)23時41分配信

G大阪が17日、約2週間のつかの間のオフを終えて始動した。

今季から9人が新加入し、J3に若手主体のG大阪U-23(23歳以下)が参入するとあって、選手全員で選手37人の大所帯となった。就任4年目を迎える長谷川健太監督(50)は「どういう形でチームを作っていくか。楽しみな年でもある」とうなずいた。

練習は主にJ1組とJ3組と分けて行う予定。指揮官は「J1で戦えるのは20人ほど。1人でも多くの選手が絡んでいけるようにして欲しい」と競争の激化を期待した。

一方で、長谷川監督は「全員で練習できない分、J3だけで(若手が)どこまで経験値を積めるのか」。昨季、U-23日本代表MF井手口陽介(19)が急成長を遂げた例があるだけに「難しい仕事になる。人数が多い分まとまらなければ、マイナスになる」と、マネジメントに頭を悩ませる。

それでも「やってみないと分からない。やって良かったと言えるようにしないと」。18日からは沖縄1次合宿が始まる。「キャンプでは全員で練習できる。 どういう選手なのか新加入も含めて見極めたい」。Jリーグ年間王者の奪還、アジア制覇を目指して、G大阪の底上げが始まる。

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