柿谷曜一朗氏の引退試合の“ラスボス”は元日本代表・遠藤保仁氏 公式SNSが発表

柿谷曜一朗氏(35)の引退試合の対戦相手に超強力な“ラスボス”の参戦が決まった。試合の公式SNSが22日、ガンバ大阪コーチの元日本代表MF・遠藤保仁氏(45)の参戦を発表。遠藤コーチは23年シーズンで現役を退いたが引退試合は行っておらず、久しぶりにユニホームを着たプレーぶりが注目される。

柿谷氏は12月14日に「ザ・レジェンドダービー」と銘打って引退試合を行い、セレッソ大阪をイメージした「OSAKA PINK」とガンバ大阪をイメージした「OSAKA BLUE」が対戦。柿谷氏は「PINK」でプレー、「BLUE」はFW宇佐美貴史らG大阪の現役選手の参戦が発表されていた。遠藤コーチとはW杯ブラジル大会の日本代表で一緒にプレー。「実は以前にYouTubeで対談した時に“引退試合、出るよ”って言ってもらっていたんです。(現役の時に)もしチームを移動して一緒にやれるとしたらヤットさんと(中村)憲剛さんだった。その憲剛さんが“ヤットはやべぇ”って言ってたくらいだから。ヤットさんがいる時に前にめっちゃ点を取れる選手がいたのは、ヤットさんがいたから。だったら僕ももっと点を取れたんちゃうかな」と思いを明かした。

遠藤コーチの参戦で相手はさらに難敵になった。柿谷氏が「僕が思うガンバは家長君(川崎F)だったり、秋君(倉田=G大阪)や井手口君(神戸)のイメージ」と話す選手は全員名を連ねた。加えて本田圭佑氏も青いユニホームに袖を通す。

「PINK」は山口蛍(長崎)、扇原貴宏(神戸)のWボランチにC大阪から中島元彦、喜田陽、西尾隆矢、金鎮鉉(キム・ジンヒョン)が加わり、森島寛晃、香川真司、清武弘嗣(大分)、乾貴士(清水)の“C大阪歴代8番”とスペインから加わる大久保嘉人氏で対抗する。

「明らかに向こうの方が強い。こっちはおじさんが多いから。引退試合だけど、僕がハットトリックするとか接戦で最後に1点を取る試合とかするつもりはない。0―0で終わるかもしれないけど、ゴール前の本気度を楽しんでほしい」と柿谷氏。“ラスボス”遠藤氏の参戦決定でガチンコ勝負の楽しみがさらに増した。

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