【G大阪】待ちわびた王者との試合に美藤倫「どれだけできるか確かめられる」9日神戸戦

ガンバ大阪MF美藤倫(23)が、9日ヴィッセル神戸戦(パナスタ)でさらなる成長を見せる。

8日は大阪・吹田市内の練習場で非公開練習。翌日の試合に向けて最終調整した。

7日にナムディン(ベトナム)と戦ったアジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)では、大会2戦連続弾となる決勝点で1次リーグ突破に貢献。「(局面で)負けるシーンもあったので、まだまだと感じている」と謙虚に話すも、ダイナミックな動きでチームに勢いを与えている。

12試合無得点に終わったルーキーイヤーの昨季を上回る20試合1得点。リーグでも貢献度を高めているレフティーボランチにはダニエル・ポヤトス監督(47)も「ボックス・トゥー・ボックスで動ける。働き者でプレスもしっかりできる」と高く評価。信頼が高まっていることをうかがわせた。

指揮官はこの神戸戦で、タイトな状況下での美藤のプレーにを期待を寄せる。「倫は時間があればボールを動かせるが、神戸は最終ラインを上げてくるので、中盤のスペースが狭くなる。その状態でどれだけでさばけるか。それができれば、もっと良くなっていく」。もう一段階レベルアップした姿を見せることを楽しみにした。

出場すれば初めての神戸戦となる美藤は「楽しみにしていた。自分がどれだけできるのかを確かめられる。良い選手がいて、純粋に強い印象」と連覇中の王者との一戦に意欲。残り3試合となったリーグの戦いには「全勝して、ファンの皆さんとパナスタでしか味わえない歓声を一緒に味わいたい」と話し、良い形でシーズンを終えることを誓った。

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