【G大阪】初瀬亮離脱も9日神戸戦で公式戦4連勝へ ポヤトス監督「順位を1つでも上げていく」
ガンバ大阪は8日、大阪・吹田市内の練習場で非公開練習を行い、翌日のヴィッセル神戸戦(パナスタ)に向けて最終調整した。
7日にナムディン(ベトナム)と戦ったアジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)では、敵地で1-0勝利を挙げて開幕4連勝とし、1次リーグ通過が決定。ダニエル・ポヤトス監督(47)は「アウェーで難しい試合になったが、苦しむ試合で選手がよく戦ってくれた」と振り返った。
良い流れで神戸戦を迎えられる一方、ナムディン戦で負傷したDF初瀬亮(28)は出場が絶望的となった。指揮官は「亮(の状態)はクラブからの発表があると思うが、なかなか難しい状態」と離脱を示唆。ベトナム遠征に帯同しなかったDF黒川圭介(28)とDF半田陸(23)は出場見込みだが、神戸をよく知り、古巣戦を楽しみにしていた初瀬の不在は痛いものとなる。
指揮官は3連覇を狙う神戸をリスペクトしながらも、自分たちの戦いに自信を持って臨む。「神戸はタイトルを取るためへの意思が感じられるチーム。でも私たちは、ボールの動かし方、逃げないプレーでパーソナリティーを出せば、どんな相手、どんな試合でも勝てるということは証明してきた。選手たちは明日もやってくれると思っている」。ホームで堂々とした戦いを見せることを約束した。
今季の国内タイトルの可能性は消滅しているものの、プロとしてモチベーションを高く持って戦い続ける。「順位を1つでも上げていくっていうところが、このガンバに求められること。それは最後の最後までしっかりやっていきたい」。残り3試合での全勝フィニッシュへ力を込めた。



