今日発表! サッカー日本代表に招集したい選手(1)ノリに乗る25歳! 欧州で早くもゴール量産!?
サッカー日本代表は11月、ガーナ代表、ボリビア代表との国際親善試合が控えている。各ポジションで負傷者が続出しているため、この11月シリーズはこれまで代表招集が無かった選手にとって絶好のアピールチャンスだ。そこで今回は、10月シリーズで招集外だったものの、11月シリーズで招集が期待される選手を紹介する。
FW:坂本一彩(さかもと・いさ)
生年月日:2003年8月26日
所属クラブ:ウェステルロー(ベルギー)
今季リーグ戦成績:13試合3ゴール3アシスト
今年1月に海を渡った男は、初めての海外挑戦ながら加入後すぐに鮮烈なインパクトを放った。
そのポテンシャルの大きさを考えると、なるべく早いうちに日本代表で実力を試しておきたいところである。
現在22歳の坂本は、ガンバ大阪の下部組織出身。2022年にトップチームデビューを果たすと、翌2023年はファジアーノ岡山(当時J2)に期限付き移籍し、リーグ戦24試合で4ゴール1アシストを記録した。
確かな経験を積んだ同選手は、昨季ガンバに復帰。リーグ戦37試合に出場し、10ゴール1アシストと好成績を残した。
成長著しい若武者には海外クラブからの注目も集まり、今年1月からKVCウェステルロー(ベルギー)に期限付き移籍している。
シーズン途中の加入となったが、坂本はウェステルローでもすぐに定位置を奪取。リーグ戦10試合で3ゴール、その後のプレーオフ9試合では3ゴール2アシストをマークし、加入初年度から大きな爪痕を残すことに成功した。
海外挑戦には「適応の難しさ」が大きなネックとして挙げられることが多いが、プレーを見る限り、坂本にその言葉は無縁のようだ。
完全移籍契約に切り替わった今季も定位置を守り、ここまでリーグ戦全試合に先発出場。13試合で3ゴール3アシストと、高い得点力を見せつけている。
成長著しいアタッカーを、森保一監督がチェックしていないはずもなく、11月シリーズの招集メンバーに名を連ねても不思議ではない。
ただ、そんな坂本でも簡単に割って入ることができないのが、いまの日本代表の熾烈な競争環境である。
2列目からチームの攻撃に変化をもたらすプレースタイルは、南野拓実や久保建英とも重なる部分がある。
その厳しさは承知の上で、11月の2試合では坂本一彩の抜擢に期待したい。



