山下諒也が躍動の2アシスト! G大阪、3発でナムディンとの同勝ち点対決制してACL2で開幕3連勝達成
ガンバ大阪は22日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)第3節でナムディン(ベトナム)をホーム・市立吹田サッカースタジアムに迎えた。
東方龍獅足球隊(香港)、ラーチャブリーFC(タイ)を連破し、連勝スタートを切ってグループFで首位に立つG大阪。2年連続出場で前回はラウンド16に進出した2位・ナムディンとの同勝ち点対決に臨んだ。
序盤から攻勢に出るG大阪は9分、山下諒也が快速を生かした右サイドでの持ち上がりから中央へ横パス。これは満田誠に通らなかったが、相手DFに当たったボールがボックス左へ。これに反応したイッサム・ジェバリがGKと一対一を迎えるも、ここは相手守護神に軍配が上がった。
それでも16分に先制点。ボックス手前の安部柊斗がI・ジェバリとのパス交換からボックス右にボールを送り、山下の折り返しを中央に走り込んだ美藤倫がゴール左に流し込んだ。
先手を奪ったG大阪は、時間の経過とともにナムディンの荒さが散見される中、意に介さずに好機を創出。42分にはボックス左に侵攻した満田のグラウンダーのクロスをI・ジェバリが左足で合わせる。しかし、GKカイケ・サントスがわずかに触ったボールはクロスバーに嫌われた。
後半に入っても攻勢を継続するG大阪は52分に追加点。自陣でのボールカットから敵陣中央やや右でパスを受けた山下がボックス中央に向かってドリブルを開始。長い距離をオーバーラップした半田陸に対峙した相手DFがつられたのを見逃さず、そのまま持ち運ぶと、寄せてきた2人目のDFとGKをひきつけてラストパス。I・ジェバリが落ち着いてゴールネットを揺らした。
欲しかった追加点を奪ったG大阪は、交代カードを切りながら順調に試合を進行。2アシストの山下は82分にピッチを後にした。
その後、G大阪は89分に途中出場の食野亮太郎がオウンゴールを誘発してトドメ。試合終了間際に1点を返されるも3-1で勝利したG大阪がACL2で3連勝を達成し、首位をキープしている。



