G大阪が屈辱の30年ぶりホーム5点差以上の完封負け ポヤトス監督「全責任は自分自身にある」

◆明治安田 J1リーグ▽第34節 G大阪0―5柏(18日・パナスタ)

勝ち筋が見えなかった。G大阪は5日の前節・鹿島戦(0△0)に続き、3バックを採用。基本は4バックのため、柏の意表を突いたが、前半19分までに3失点するなど5失点で完敗。リーグ戦では7試合ぶりの黒星に、ダニエル・ポヤトス監督(47)は「全責任は自分自身にある」と、奥歯をかみしめた。本拠のリーグ戦で5点差以上の完封負けは、本並健治氏らが在籍した1995年7月15日の市原戦以来、30年ぶり2度目となった。

序盤から元来、3バックの相手にペースを握られた。ボールを奪っても前を向けない場面が多く、決定機につながらなかった。同じ3―4―2―1のシステムで完全に上回られ、MF安部柊斗(27)は「適応能力は柏さんが上だった」と、認めざるを得なかった。詰めかけた観衆は3万282人。クラブの本拠戦年間入場者数はこの日で50万人を突破した。最多を更新したが、前半終了時点から容赦ないブーイングを浴びた。

5点差以上の完封負けは、目前で優勝を決められた2020年11月25日の川崎戦(等々力)以来、5年ぶり。次戦は22日のACL2で、ホームにナムディン(ベトナム)を迎え撃つ。サポーターに、この日の雪辱を果たす快勝を届けたい。(森口 登生)

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