J1でも活躍したFWファン・ウィジョ、韓国での選手・指導者登録が20年間禁止に
韓国サッカー協会(KFA)は22日、元韓国代表FWファン・ウィジョが韓国国内の選手・指導者登録を20年間できないことを報告した。現地メディア『スター・ニュース』などが伝えている。
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ファン・ウィジョはガンバ大阪で2018年のJリーグベストイレブンにも選出されるなど活躍したが、22年に4回にわたって相手の意思に反して性行為を撮影するなどしたとして、今年2月に「性暴力犯罪の処罰等に関する特例法」違反で懲役1年、執行猶予2年の判決を下された。同選手は控訴したが9月の二審でも同様の判決を受け、上告状を提出しなかったことで有罪が確定していた。
韓国メディアによると、その後一部からKFAに対してファン・ウィジョへの処分が甘いという批判があったという。そうした声を受けてKFAは22日に立場を表明。ファン・ウィジョは今回の事件により20年間韓国代表でプレーできないKFA規定に該当すること、加えて20年間はKFAに選手、指導者、審判員などとして登録できないKFA規定に該当することを挙げて事実上の長期追放になることを示した。
もっともファン・ウィジョは現在トルコのアランヤスポルに所属しており、今季もトルコリーグ5試合に出場している。KFAは国際サッカー連盟(FIFA)の規定で「選手はいずれかの国の協会に登録する必要があること」を示した上で、KFAが他協会に登録されている選手に出場停止処分などを下すことは不可能だとして海外でのプレーが認められることを説明した。



