G大阪、4季ぶりアジア初戦に勝利 イースタンに一時同点許すも主将・宇佐美貴史が勝ち越し弾/ACL2
アジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)1次リーグF組(17日、G大阪3-1イースタン、吹田S)G大阪は4季ぶりに臨むアジアの舞台で初戦を制し、勝ち点3をつかんだ。
G大阪は13日のJ1・浦和戦から中3日の試合でスタメンを6人入れ替え、FWジェバリ、FWファンアラーノ、MF鈴木、DF黒川、DF三浦、GK東口が先発に名を連ねた。サイドを起点にした攻撃で主導権を握ると前半28分、浮き球のスルーパスに抜け出したジェバリが右から中央へ折り返し。ボールを受けたMF満田がフリーのFWウェルトンに流し、ウェルトンが右足で押し込んで先制に成功した。
勢いに乗りたかったG大阪だが、そのわずか1分後に失点した。黒川の関大の同級生でもあるイースタンFW大久保優がロングボールを競り勝って頭で触ると、左サイドでボールを受けたFWマルティンスがカットインして右足でミドルシュート。これがネットを揺らすスーパーゴールになってG大阪は同点に追いつかれた。
G大阪は後半11分にFW宇佐美、FWヒュメットを投入。宇佐美は後半23分にミドルシュートでゴールを脅かすもGKのセーブに合う。それでも25分、正面でファンアラーノのパスを受けてダイレクトで右足シュート。グラウンダーでゴール右に流し込む勝ち越し弾を決めた。
続く30分にはヒュメットのスルーパスに途中出場したFW奥抜が抜け出し、ペナルティーエリア手前でイースタンDFホールに倒される。ホールは一発退場となり、ゴール正面で得たフリーキックをヒュメットが直接沈めて3-1の2点差とした。
その後も相手に決定機を作らせなかったG大阪がリードを保って試合終了。幸先のいいスタートを切り、次節は10月2日に敵地でラーチャブリー(タイ)と対戦する。



