堅守に苦しむチームを救ったのは宇佐美貴史!G大阪、初挑戦のACL2初戦を白星で飾る

AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)は17日にグループFの第1節が行われ、ガンバ大阪はイースタンSCと対戦した。

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2008年にはアジアの頂点に立った経験を持つG大阪。大会の形式が変わり、ACL2はクラブ史上初の挑戦に。重要な開幕戦では、DF中谷進之介らに加え、GK東口順昭がスタメンに入った。一方、香港の強豪イースタンSCでは、大久保優が先発に名を連ねている。

G大阪は7分、ボックス内に飛び込んできた黒川圭介がGKを襲う強烈なシュートを放つと、12分にもゴール前の連携からイッサム・ジェバリに決定機が訪れるなど、序盤からチャンスを作っていく。27分にイッサム・ジェバリがビッグチャンスを迎えたものの、GKのファインセーブに阻まれている。

攻め続けたG大阪は28分、ついに先制に成功。ボックス内に飛び出したイッサム・ジェバリが切り替えしてパスを送り、満田誠の冷静なラストパスを受けたウェルトンがシュートを突き刺している。しかし、イースタンSCもすぐさま反撃。失点からわずか1分後にロングパスからチャンスを作り、最後はジル・マルティンスが見事なミドルシュートを叩き込んだ。互いに1点を取り合い、前半を折り返す。

後半序盤も、G大阪は相手陣内で試合を進めながらゴールに迫っていく。56分にはデニス・ヒュメットと宇佐美貴史を投入してさらに攻勢を強めると、59分に半田陸がヘッドを放ったが、ここもGKイェ・ホンフェイのファインセーブに阻まれている。68分の宇佐美貴史のシュートも、GKイェ・ホンフェイが触ってバーに直撃。攻め続けるG大阪だが、なかなかイースタンSCの堅守を崩せない時間が続いた。

それでも70分、G大阪の猛攻が実る。ボックス内でパスを繋ぐと、最後は宇佐美貴史が狙いすましたシュートを流し込んだ。頼れるキャプテンの一撃で、再びホームチームがリードを得る。

前に出たG大阪は73分、DFラインの背後に飛び出した奥抜侃志がカラム・ホールに後ろから倒されると、ホールが決定機阻止で一発退場に。数的優位も得ることになる。するとこのファールで得たFKをデニス・ヒュメットが直接叩き込み、リードを2点に広げた。試合はこのまま終了。堅守に苦しんだ時間もあったG大阪だが、3-1でイースタンSCを撃破。ACL2初戦を白星で飾っている。

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