初のアジア舞台挑戦 G大阪MF名和田我空「最終的には絶対、上に…」U―20W杯落選の悔しさ胸に

G大阪はあす17日、ホームでACL2初戦・東方戦(香港)を行う。クラブにとっては21年シーズン以来のアジア舞台。初の挑戦となるMF名和田我空(19)は、キャリアを切り開く覚悟を示した。

【写真あり】「タイトルを取るのは大きな目標」

鳴り物入りで神村学園(鹿児島)から入団したが、5月21日のルヴァン杯磐田戦以降は出場機会なし。今季の最大目標に掲げていたU―20W杯のメンバーからも落選した。チームメートのGK荒木琉偉には「頑張ってこいよ」とエールを送ったが「今年1年は悔しい思いしかしていない。それは正直な思い」と吐露。そして「最終的には絶対、彼ら(同世代)よりも上にいってやるという思いがある」と反骨心を刻んだ。

成長を実感している部分もある。U―22代表として臨んだU―23アジア杯予選(9月3日~9日)では2試合2得点をマーク。「試合でしか鍛えられないし、戻せない部分がある。その部分はアジア杯にいって手応えを感じた」と振り返る。さらに課題のフィジカル強化にも努め、周囲からは「強くなっているぞ」と言われるようになったという。入団直後からMF倉田秋に教えてもらいながら筋トレ。この日の練習後にもジムで汗を流した。

「もちろん出る準備はしている。自分を見せる場。チャンスが来たら自分らしさを出したい。悔しさを晴らす舞台にしたい」

J1リーグと併行して行われるACL2は若手にも出場チャンスが到来。雌伏の時を経て、このアジアを飛躍の舞台に変える。

https://www.sponichi.co.jp/

Share Button