【G大阪】「支配」攻守かみ合った3連勝に宇佐美貴史手応え「単なる勝ち点3以上の意味がある」
<明治安田J1:G大阪1-0浦和>◇13日◇第29節◇パナスタ
ガンバ大阪が浦和レッズを下し、今季2度目の3連勝を飾った。
積極的な戦いで勝利した一戦を、FW宇佐美貴史(33)は「支配をしていた感じもしたし、基本的にはコントロールできた良いゲームだった。(失点)ゼロというのは、単なる勝ち点3以上の意味がある」と振り返った。
この試合では序盤から前への意識を感じさせる攻撃を展開し、ロストしてもすぐに奪い返して二次攻撃を展開。ただパスをつなぐだけでなく、ワンタッチプレーやドリブルも織り交ぜながら、チャンスをうかがった。「何かを変えたというわけではないし、この中断期間で積み上げたというわけではないけど、ワンタッチで落として背後とか、縦パスに対して全員がコネクトする意識はミーティングでも作られていたし、そこがうまく全員で共通理解として持てたから、そういうシーンが見えたと思う」。宇佐美はイメージの共有が理想的なプレーにつながったと説明した。
攻守が一体となり、安定して勝ち点3を得た勝利は、終盤のリーグや、17日に始まるアジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)での戦いにもつながるものになった。主将は「しっかり勝ちきるところの自信を積み上げられたのは良かった。今日のサッカーは自分たちの自信につながる、手応えを得られたゲームだったと思う」。リーグ4位、天皇杯準優勝の結果を残した昨季に近づく戦いを取り戻したことに手応えを得た。



