G大阪が計9発の打ち合いで湘南に逆転勝ちし9位浮上 ポヤトス監督「ひっくり返せる自信はあった」
◇明治安田J1リーグ第28節 G大阪5―4湘南(2025年8月31日 レモンガススタジアム平塚)
両軍計9発が飛び交う激しい打ち合いを、アウェーのG大阪が制した。数的優位を生かして後半に2点ビハインドを跳ね返し、今季最多の5得点で前節横浜FC戦に続き2試合連続の逆転勝利。9位に浮上したダニエル・ポヤトス監督は「前半も内容は支配できている手応えがあり、絶対にひっくり返せる自信があった。選手におめでとうと伝えたい」と勝ち点3を喜んだ。
0―2から1点を返した直後の前半45分、FW満田誠が相手の一瞬の隙を突いて抜け出し、湘南DF舘幸希の得点機会阻止による一発退場を誘発した。直後にも失点しスコア1―3で折り返したものの、後半立ち上がりにMF美藤倫のJ1初得点とDF中谷進之介のゴールで一気に同点。終盤にFWファン・アラーノとFW山下諒也の得点で突き放した。
自身今季2点目となる同点弾を決めた中谷は「後半早い時間に点が取れればと入り、理想通りに点が取れた。前半からひっくり返せたこと、アウェーで勝ち点3を取れたことは収穫。ただ失点が多いのは事実なので、もう一度見つめてやり続けないといけない」と反省も忘れなかった。



