G大阪が3発逆転勝利 FW宇佐美貴史は2発 DF初瀬亮はスタメンで連敗ストップ貢献
◇明治安田J1リーグ第27節 G大阪3―2横浜FC(2025年8月23日 パナスタ)
G大阪が横浜FCに2―1で逆転勝利を収め、連敗を「3」でストップした。
6年半ぶりの古巣復帰を果たしたDF初瀬亮がスタメン出場。約3カ月ぶりの実戦だったが「ピッチに立てば関係ない」と口にしていたように精度の高いパスやロングスローでリズムを作り出した。「監督がどうだ、周りがどうだじゃない。ピッチに立つ選手たちが一瞬一瞬を大事にしてやる。変えていけるのは俺らしかいない」。そのエネルギーに触発されたかのように、1点ビハインドの前半アディショナルタイムにはDF半田陸のクロスをFWデニス・ヒュメットが2試合連発となる同点弾を叩き込んだ。
さらに後半11分には主将のFW宇佐美貴史がPKを決めて逆転に成功。同36分には途中出場のMF美藤倫の鋭い縦パスとMFファン・アラーノの芸術的なフリックパスから完璧に崩し、最後は宇佐美がダメ押し点を流し込んだ。中6日の横浜FCに対して中2日の過密日程で1点差に迫られたものの、交代選手を上手く使いながら逃げ切った。



