ネタ・ラヴィが町田へ移籍「理解に苦しむ」「奇妙」 ポヤトス監督が強化部へ補強要請

ポヤトス監督が取材に対応した

J1のガンバ大阪は8月14日、吹田市内で16日にアウェーで行われるリーグ戦第26節サンフレッチェ広島戦へ向けて非公開練習を行った。ダニエル・ポヤトス監督は、先日FC町田ゼルビアへ移籍が発表されたネタ・ラヴィについて「非常に残念」と語った。

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2023年にG大阪に加入したネタ・ラヴィは、加入1年目はリーグ戦27試合に出場、昨シーズンもリーグ戦21試合に出場していた。今季もここまで18試合に出場してリーグ戦初ゴールも記録した。

そんななかで12日に町田への完全移籍が発表され、ポヤトス監督は「ネタのところの強化部に直接聞いていただければと思うんですけれども、凄く自分自身は本当に悲しく思っていますし、ちょっと理解に苦しむ出て行き方だったなと、奇妙だったなというところがあります。本当に重要な選手で今シーズンよくやってくれていて、先発でしっかりと軸でやってくれてましたし、良い関係性を築いていた」と、チームの中心選手だったネタ・ラヴィの移籍について心境を明かした。

「(補強は)本当に必要だなと自分自身は思っています。直近、近い期間の中で山本悠樹、ダワン、ネタと非常に重要な選手が出て行ったというのがあるので、このポジションも必要だと思っています。このあたりは強化部に聞いていただければと思っています。本当に自分自身もすべてを受け入れて、今いる選手を信じて、そこの中でやりくりしていくのが自分自身の仕事だと思ってますし、宿題だと思っています。その中から解決策をしっかりと見つけて、自分らしくやっていきたいなと思います」と、補強の必要性に言及した。今季は山本が川崎フロンターレ、ダワンが中国へと移籍し、ボランチが不足しているなかでシーズンがスタート。6月に安部柊斗が加入したものの、ネタ・ラヴィが移籍してしまい、ポヤトス監督にとっては頭痛の種となっている。

ガンバは敗れた岡山戦(0-3)で宇佐美貴史がポジションを落としてプレーするなど試行錯誤していたなか、次節上位の広島相手にどのような戦い方を見せるのか注目だ。

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