明治安田J1リーグも後半戦に突入。ここまでのスタッツから、それぞれのクラブの特徴や課題が見えてくるようになった。そこで今回は「デュエル勝利数」にフォーカスしたランキングを紹介する。※データはJリーグ公式サイトを参照（8月7日時点）。デュエルとは空中戦を除く1対1での勝利総数で、ドリブルで抜いた回数＋タックル数をカウントする。ドリブルについてはかわした回数はカウントせず、タックルについては自チームのボールとならなかった場合もカウントする。デュエル勝利数が並んだ場合はJリーグ公式サイトの掲載順に準拠。

2位：半田陸（はんだ・りく）

生年月日：2002年1月1日

所属クラブ：ガンバ大阪

今季リーグ戦成績：24試合1得点2アシスト

デュエル勝利回数：84回

J1リーグのデュエル勝利数ランキングで2位に輝いたのは、ガンバ大阪の右サイドバックで活躍する半田陸だ。

世代別日本代表でも活躍する若き守備職人は、今季リーグ戦24試合に出場している。1試合平均タックル数「3.4」回、タックル成功率72.8％を記録し、高水準の守備指標をマーク。相手アタッカーに自由を与えない鋭い守備を披露している。

さらに、サイドの上下動をいとわない運動量とオーバーラップによる攻撃参加も大きな魅力。今季J1では1得点2アシストを記録し、クロス成功率も高く、サイドの攻撃の起点として多くのチャンスを演出している。

攻守両面においてハイクオリティーのプレーを見せる半田は、J1リーグでデュエル勝利数「84回」を記録。ガンバの右サイドで圧倒的な対人能力を発揮している。

ガンバで年々成長を続ける23歳は、雲行きが怪しいチームを復活のレールに導くことができるのか。

https://www.footballchannel.jp