堂安律が長谷部誠の「20」を継承 国内ステップアップで新たな決意「何か特別なことを成し遂げたい」
堂安律がフランクフルトへ完全移籍
ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトが8月7日、日本代表MF堂安律を完全移籍で獲得したことを発表した。かつて長谷部誠氏が背負った背番号「20」を継承することになった。堂安はクラブ公式サイトを通じて「ゴールやアシストでチームを助けるためにベストを尽くします」と新天地での決意を話した。
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現在27歳の堂安は2015年に、ガンバ大阪でプロデビュー。17年にオランダ1部フローニンゲンに移籍し、海外初挑戦となった。19年にはオランダの強豪PSVにステップアップ移籍を果たし、20年にドイツのアルミニア・ビーレフェルトへ期限付き移籍をすると、年間ベストルーキー賞の候補に選ばれる好パフォーマンスを披露。翌シーズンはPSVに復帰してカップ戦のタイトル獲得に貢献し、22年にフライブルクへ完全移籍をした。
昨季はチームの主力として、リーグ戦34試合に出場して10ゴール7アシストの活躍を見せ、5位フィニッシュに大きく貢献した。その活躍もあり、シーズン終了後から去就に関する報道が飛び交っていたなか、フランクフルト移籍が正式発表。「実は、数ヶ月前に決めていました。そして、代理人にはフランクフルトでプレーしたいと伝えていました」と数ヶ月前からフランクフルトと合意していたことを明かし、「一番のポイントは、クラブがどれだけ僕を欲しがってくれたか、そして監督がとても良い話をしてくれたことです」と加入の決め手を説明した。
そして最後に、「このチームで何か特別なことを成し遂げたいです。もちろん、昨シーズンはフランクフルトとサポーターにとって非常に良い結果でした。特にチャンピオンズリーグ出場権を獲得できたことは、とても喜んでいると思います。でも僕は、このクラブをさらに築き上げていくためにここにいます。だから、ゴールやアシストでチームを助けるためにベストを尽くします。それが僕の仕事です」と決意を話した。



