日本代表10番・堂安律がフランクフルトに完全移籍 自身初のCL挑戦へ…移籍金は約37億円
堂安律がドイツ国内でステップアップ移籍
ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトが8月7日、フライブルクに所属する日本代表MF堂安律の獲得を正式に発表した。契約期間は2030年6月までで、背番号はかつて長谷部誠氏が背負った「20」を背負う。
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現在27歳の堂安は高校2年生の2015年に、ガンバ大阪のトップチームデビュー。17年にオランダ1部フローニンゲンに移籍し、海外初挑戦となった。19年にはオランダの強豪PSVにステップアップ移籍を果たし、20年にドイツのアルミニア・ビーレフェルトへ期限付き移籍をすると、年間ベストルーキー賞の候補に選ばれる好パフォーマンスを披露。翌シーズンはPSVに復帰してカップ戦のタイトル獲得に貢献し、22年にフライブルクへ完全移籍をした。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」のドイツ版によると、移籍金は2,100万ユーロで、100万ユーロのオプションがつき総額2200万ユーロ(約37億円)となる。これは日本人史上3番目に高い移籍金になるという。
昨季はチームの主力として、リーグ戦34試合に出場して10ゴール7アシストの活躍を見せ、5位フィニッシュに大きく貢献した。その活躍もあり、シーズン終了後から去就に関する報道が飛び交っていたなか、フランクフルト移籍が正式発表。フランクフルトは昨季リーグ戦3位でUEFAチャンピオンズリーグの出場権を獲得しており、堂安が自身初となる欧州最高峰の舞台でどのような活躍を見せるのか注目だ。



