日本代表の移籍金31億円は「不十分」 名門行きでクラブ間に隔たり…“8億円”増要求を現地報道

堂安律はフランクフルトと“個人合意”報道も…

ドイツ1部ブンデスリーガのフライブルクに所属の日本代表MF堂安律は、新シーズンに向けて国内移籍の可能性が注目されている。なかでも同1部アイントラハト・フランクフルトが有力な移籍先と目されるものの、クラブ間合意にはまだ差があると見られている。

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ガンバ大阪の下部組織で育った堂安は、2017年夏にオランダ1部フローニンゲンへの期限付き移籍で欧州キャリアをスタート。ドイツでは2020-21シーズンのビーレフェルトでのプレーの後に、オランダ1部PSVでのプレーを挟み、22年夏からフライブルクで3シーズンを過ごした。ブンデスリーガ1部では合計4シーズンで131試合27ゴールを記録している。

そうしたなかでのフランクフルト移籍について、衛星放送「スカイ・ドイツ」によると堂安とフランクフルトは個人的な条件ではすでに合意に達しているという。しかしながら、クラブ間での移籍金オファーは初回が1500万ユーロ(約26億円)とボーナス、2回目のオファーは1800万ユーロ(約31億円)とボーナスだったとし、「フライブルクにとっては不十分であり、少なくとも2000万ユーロ(約34億4000万円)とボーナスを要求している」とした。

今後の見通しについて「取引がいつ成立するかは、両クラブがどこで妥協するか次第だ。フライブルクには時間的な優位性がある」として「今後の数日間で、両クラブの間でさらに協議が行われる予定だ」としている。

両者の間で金銭的な駆け引きが続いている情勢とされるが、8月22日から24日に開幕するリーグ戦を見据えて早期決着となるのか注目される。

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