背中でV弾のG大阪・半田陸が大阪ダービー無失点勝利呼び込む「練習の成果が出ましたね。コースを変えてね」

明治安田J1第23節第1日(5日、C大阪0-1G大阪、ヨドコウ)リーグ戦で50回目の大阪ダービーはG大阪が勝利を収めた。DF半田陸(23)が狙い通り?の先制弾で勝利を呼び込んだ。

確かな感触を背中に捉え、ネットを揺らすボールを見送ると控えめに笑った。半田は「練習の成果が出ましたね。ちゃんとコースを変えてね」と微笑んだ。

0-0のまま迎えた後半25分、右からのコーナーキックのこぼれ球を拾ったMF満田がクロスを上げると、MFネタラヴィがダイレクトでシュート。これが半田の背中に当たってコースが変わり、待望の先制点になった。一度はネタラヴィの得点と判断されたが覆り、半田は「外れてましたね、ネタのシュート」と誇らしげだった。

6月28日の京都戦で3失点を喫し敗戦。そこから1週間で立て直し、2戦ぶりの無失点勝利をつかんだ。半田は「京都戦は相手の戦い方もありますけど、前から自分たちがバラバラにいって間を使われた。ブロックを少し低くしてちゃんと守ろうというのがあった。下げながらもラインは頑張って維持しようという感じでした」とチームの戦い方について振り返り、加えて「練習がめちゃくちゃきつかった」とこの1週間で積んだハードワークに苦笑いした。

会心のダービー勝利を経て目線は先へ。「タフなゲームでしたけど、1-0で勝てたのはチームにとっても大きい。これを機に上位にいければ」と意気込んだ。

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