前節・京都に完敗も…G大阪FW宇佐美貴史「メンタル的にブレないことが大事」5日に大阪ダービー
G大阪は5日、敵地でセレッソとの「大阪ダービー」に挑む。前節・京都戦はスプリント数でも総走行距離でも下回り、1―3の完敗。ショッキングな負け方だったが、主将のFW宇佐美貴史は「ダービーは結果だけで良い。どんな状況でもメンタル的にブレないことが大事だし、そこで上回りたい」と静かな闘志を燃やした。
京都戦後にはチーム全体で長時間ミーティングを実施。映像などを使用しながら改善点を洗い出した。直近7試合で1勝しか挙げられていないことも「力がないだけ」と受け止める。それでも最大のライバルとの一戦は別物だ。「何も言わなくても皆、分かっている」と宇佐美。この一戦に懸ける思いは強い。
今季開幕戦はホームで2―5の大敗。敵地では6試合勝ちがない（0勝2分4敗）。対してC大阪は直近7試合4勝2分け1敗と勢いに乗る。だが昨年5月、ホームで行われた大阪ダービーは宇佐美の一発で勝利。9試合連続負けなし（7勝2分け）につながった。
「ダービーの重みを知る選手がいることがプラスになる」とダニエル・ポヤトス監督。宇佐美の経験と闘志が、G大阪を立ち直らせる鍵となる。
