Jでも活躍のMF田中達也がタイ3部カスタムズUで選手兼監督に就任 昨季タイ1部で9Gも異例転身へ
タイ3部リーグのカスタムズ・ユナイテッド(U)は30日、かつてJリーグの熊本や岐阜、G大阪、大分、浦和、福岡でプレーしたMF田中達也(33)が、2025―26年シーズンの選手兼監督に就任することを発表した。田中はクラブを通じ「はじめに、このような素晴らしい機会を与えてくださったクラブに感謝の意を表します。新しいチャレンジができることにとてもワクワクしています。選手と共に成長し、昇格という目標を達成するために全力を尽くします」とコメントした。
東福岡高から九州産業大を経て、15年にJ2熊本でプロキャリアをスタートした田中。スピードあふれるドリブルなどを武器に、18年にはJ2で9ゴールの活躍を見せ、19年にはJ1のG大阪へ。同年途中にはJ1大分へ移籍すると、翌20年には8ゴールをマークし、21年には浦和へ加入した。22年より生まれ故郷の福岡に加入し、約2年半プレー。24年にタイ1部ラチャブリーに加入し、24―25年シーズンは30試合で9ゴールの活躍を見せていた。J通算212試合出場のキャリアを持ち、タイ1部でも昨季活躍した選手が、同国の3部リーグで監督兼選手を務めるという異例の転身を果たす。



