G大阪MF倉田秋「毎回、言っているかもしれないけど…」7・5大阪ダービーへ気合
G大阪は29日、吹田市内の練習場で公開練習を行った。前日28日の京都戦(サンガS)で出場時間の少ない選手たちは炎天下の中、1時間強の汗。次戦のセレッソとの「大阪ダービー」(7月5日・ヨドコウ)へ向けて、気持ちを切り替えた。
京都戦は運動量や球際で後手を踏み、1―3のスコア以上の完敗を喫した。ただ出場機会がなかったMF倉田秋(36)は「毎回、言っているかもしれないけど、良いタイミングで大阪ダービーが来た」と敢えて奮い立たせる。「初心に帰らなければならない」とハードワークや球際など“現代サッカーの根幹”を見つめ直すと誓った。そして4月25日・FC東京戦以降は途中出場がメーンになっているが、出場した際には熱量を出して先頭に立つ気構えだ。
直近10試合の大阪ダービーは1勝2分け7敗と大きく負け越し、今季はリーグ開幕戦で2―5の大敗。チームとしても現在7試合1勝2分け4敗で12位と苦しんでいる。正念場を迎えている今、G大阪アカデミー出身のベテランの力は必要になってくるはずだ。



