J1C大阪・田中駿汰、大阪ダービーへ準備進める「やるべきことをやれれば問題ない」
J1C大阪は28日、大阪・舞洲のヤンマー桜グラウンドで公開練習を実施した。主将のMF田中駿汰(28)が次戦に向けて意気込んだ。
日差しがグラウンドを貫く熱気の中でも、田中は長袖のままピッチを駆けた。「高校、大学からずっとこれですね。暑くないですし日焼けもしないですし」。ゲーム形式の練習では中盤に入り、ともにプレーした香川と何度も言葉を交わした。「休憩が入ったタイミングですぐ確認してくれるし自分も聞くようにしている。ほかの選手ともすごくコミュニケーションを取れているし、もっと増やしていけたら」と共通認識を深めている。
公式戦が2週間空いて7月5日にホームで迎えるG大阪との大阪ダービー。敵地で迎えた2月の対戦は5―2で制したが「今は別のチーム。参考にならない」と過去のイメージは捨てている。「最近勝てていなかったのも不思議なくらい。力のあるチームなので、最大限立ち向かわないといけない」と油断はない。一方、「やるべきことをやれれば問題ない。走って戦うところと、自分たちの積み重ねてきたものを出すだけ」と自信も口にした。
中学から大学までチームメートだったG大阪FW林大地とは最近サウナに行ったことを明かし「膝は簡単なけがではないと思うし、コンディションを戻すにも時間がかかると思う。またピッチで走っている姿を見たいなと思います」と思いやった。



