6月28・29日「Jリーグ勝敗」予想(2) 首位・鹿島を13位チームが「対照的な試合運び」で足止め、2位との差は「勝点1」に!5位・川崎の前に「5割超」の壁
今回のtotoはJ1第22節の9試合と、J2第21節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
■「名門」が調子を落としている?
前編では、下位に沈むチームの反撃を予想した。後編では、上位争いを加熱させるドローが飛び出す試合を予想する。
まずは、首位の鹿島アントラーズと13位のファジアーノ岡山の激突だ。
鹿島は言わずとしれたJリーグ屈指の名門だ。一時は鬼木達新監督の下、一気に復活を果たしたかにみえた。
だが、最近の鹿島はやや調子を落としているかに映る。
シーズン序盤は前半から畳みかける試合もあったが、1か月前に低迷する横浜F・マリノスに勝利を献上した試合では、前半だけで3点を奪われた。続くガンバ大阪戦では、開始9分での先制点で1-0と競り勝ったが、シュートは3本だけだった。さらに、サンフレッチェ広島戦、FC町田ゼルビア戦と、残り10分を切るまでゴールが奪えない試合が続いた。
対して岡山は、前半から先制点を奪う試合が増えている。おかげで、アビスパ福岡には敗れたものの、リーグ戦ここ5試合は、2勝2分1敗と勝点を積み重ねられている。いわば、鹿島と対照的な試合運びになっているのだ。
現状では岡山の勢いが上回りそうだが、終盤の鹿島の粘りも侮れない。そこから導かれる予想は、ドロー。おそらく清水エスパルスに勝利するであろう2位の柏レイソルと、首位に立っている鹿島の差は、現在の勝点3差から1ポイントに縮まるはずだ。
■5位を「止める!」15位チーム
もう1つ、上位でドローに終わりそうなチームがある。5位の川崎フロンターレである。
今回対戦するのは、15位の東京ヴェルディ。勝点8差のある2チームの激突だが、ここは引き分けを予想したい。
理由は何より、ドロー率が高いカードだからである。過去13度の対戦で、実に5割を超える7試合が引き分けに終わっているのだ。
昨年は16年ぶりにリーグ戦で顔を合わせたが、ドロー率の高さは変わらず。今季最初の対戦までの3試合のうち、2試合が引き分けに終わっているのだ。さらに、川崎が勝った昨シーズン後半戦の戦いも、わずか1点差だった。
川崎が今週、ミッドウィークに試合をしていることも影響するはずだ。先発の顔ぶれを変えるにせよ、6月と思えない暑さの中で連戦させるにせよ、小さくない影響がピッチに及ぶだろう。
川崎が8分、東京Vが6分と、ドローが多いチーム同士の対戦でもある。勝点を分け合うのが、妥当な結果だろう。
今回のtotoの購入締切は6月28日で、ネット決済による公式サイトでの販売は17時50分(コンビニ決済は16時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。



