G大阪 FW宇佐美の弾丸FKとGK一森のPKストップでリーグ6試合ぶり白星
◇明治安田J1リーグ第21節 G大阪2―0FC東京(2025年6月22日 パナスタ)
G大阪はリーグ戦6試合ぶりの勝ち点3を獲得した。立役者は主将のFW宇佐美貴史(33)とGK一森純(33)だ。
前半33分だ。右エリア約30メートルの直接FKを宇佐美がニア上に豪快に叩き込んで先制点をもたらした。同9分に決定機を外したミスを帳消しにすると、今後は守護神が見せた。
1点リードの後半6分だった。DF中谷進之介が与えた絶体絶命のPK。だがFC東京FWヒアンのシュートを一森が読み切ってストップした。両手を拡げて哮えるとスタジアムのボルテージは最高潮。流れを引き寄せると試合終了間際にMF岸本武流がトドメを刺した。
古巣との初対戦になったMF安部柊斗は「G大阪の勝利のためだけにプレーしたい」という言葉通り、警告をもらうほどの激しいプレーで中盤を締めた。DF半田陸もマッチアップした日本代表MF俵積田に決定的な仕事をさせなかった。
順位は11位に浮上。負ければ残留争いに巻き込まれていたが、上位を追い上げるために踏みとどまった。



