宇佐美貴史のスーパーFK弾炸裂!ガンバ大阪、FC東京を下して6試合ぶりの勝利

明治安田J1リーグは22日に第21節が行われ、ガンバ大阪とFC東京が対戦した。

リーグ戦直近5試合勝利なし(2分け3敗)で13位のG大阪と、4試合勝利なし(1分け3敗)で17位に沈むFC東京。後半戦での巻き返しへ向けて久しぶりの勝利がほしい両チームは、パナソニックスタジアム吹田で激突した。

【順位表:J1リーグ】

開始2分でデニス・ヒュメットが枠内シュート、3分に俵積田晃太が決定機を迎えるなど、互いにビッグチャンスを作った試合序盤。G大阪は9分、宇佐美貴史やデニス・ヒュメットが次々に決定機を迎えるが、GK波多野豪のファインセーブや室屋成のブロックを前に押し込むことができない。一方のFC東京は18分、白井康介が負傷でバングーナガンデ佳史扶との交代を余儀なくされた。

その後はG大阪がペースを握ると、33分に先制に成功。ゴール右手前やや遠い位置でFKのチャンスを得ると、宇佐美貴史が直接狙う。見事な軌道を描いたボールがネットに吸い込まれた。頼れるキャプテンにしてエースが、圧巻の先制弾を叩き込む。前半はホームチームが1点リードで折り返した。

後半に入ると、追いかけるFC東京が積極的に前に出る。すると51分、ボックス内での接触で木本恭生が倒されてPKを獲得。しかし、マルセロ・ヒアンのキックはGK一森純がストップ。G大阪の守護神がチームを救う。

この日最大のチャンスを逃したFC東京だが、56分にはマルセロ・ヒアンが際どいシュートを放つなどゴールに迫っていく。一方のG大阪も、60分にデニス・ヒュメットが決定機を迎えた。

追いかけるFC東京は、64分に3枚替えを敢行して勝負に出る。一方のG大阪も同じタイミングで2選手を交代し、追加点を狙いに行く。その後はFC東京がボールを握りつつ、G大阪がカウンターを仕掛ける時間が続いた。

終盤にかけて両チームともゴールを目指していくが、なかなか決定機までは持ち込めない。それでも後半アディショナルタイム、岸本武流が豪快なシュートを叩き込んで勝負あり。G大阪が2-0でFC東京を下した。

この結果、G大阪はリーグ戦6試合ぶりの勝利に。勝ち点を28まで伸ばした。一方のFC東京は、5試合勝利から見放されている(1分け4敗)。

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