天皇杯、昨年準VのG大阪はJFL三重と初戦 ポヤトス監督「最初からアクティブに」

G大阪は17日、天皇杯2回戦・三重戦(JFL)に備えて非公開練習を行った。練習後に取材対応したダニエル・ポヤトス監督(46)は「今年の天皇杯はいくつかの番狂わせが起きている。ガンバも2年前、高知に負けてしまった。だからこそ最初からメンタルをアクティブにしていかなくてはならない」と試合開始から積極的に主導権を握って勝利を呼び込む。

2年前は当時JFLだった高知にパナスタで1―2で敗れた。だから三重に対する警戒は怠らない。DF中野伸哉(21)とMF安部柊斗(27)は「大きな選手が多い。ロングスローやセットプレーが武器と聞いている」と分析が進んでいることを明かした。上背を生かしたパワープレーに対応することが勝利に直結する。

2年前の屈辱から、G大阪は昨年の天皇杯では決勝戦まで上り詰めた。ポヤトス監督は「クラブが天皇杯のタイトルを重要だと思っていること。天皇杯に勝てばACLの権利が得られる。去年、ACLを勝ち取ったこの流れを次に繋げていきたいという熱い思いを持っている」と優勝を目標に置いている。「去年の天皇杯は勝つことによってメンタル的にチームが成長していった。今年は新しい選手も加わって、またゼロからになる。だからこそ、自分たちにとって大事な大会」とJ1リーグ戦で12位と苦戦しているチームの成長の糧にしたい考えだ。

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