久保建英、18歳初招集MF佐藤龍之介への期待明かす「昔の自分を見ているような気分に…」共通の話題は“僕のブラザー”

日本代表MF久保建英(ソシエダ)が北中米W杯アジア最終予選インドネシア戦前日の9日、報道陣の取材に応じ、自身以来となる18歳でのA代表初招集となったMF佐藤龍之介(岡山)のクオリティーについて「18でA代表に入っているのが全てだなと思います」と太鼓判を押した。

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久保は18歳の誕生日を迎える直前の2019年5月、キリンチャレンジ杯2試合に臨むメンバー発表でA代表初招集。6月9日のエルサルバドル戦で18歳5日でA代表デビューを果たした。その後、18歳でA代表初招集された選手はおらず、佐藤が6年ぶりの快挙となった。

そうした中、久保はこの日の取材対応でFC東京の育成組織の後輩にあたる佐藤について問われ、「なんか僕に似た雰囲気を持ってるんで、頑張ってほしいなと思います」とシンパシーを明かした。

久保は173cm、佐藤は171cmと背格好も似ている2人。久保は「僕も似たようなプレースタイルでやっていた時期もありましたけど、やっぱり世界で戦おうと思ったらもっとたぶん身体とかも強くないといけないし、自分でゴリゴリ運べないといけないと思いますし……」と成長過程での悩みにも言及しつつ、「ボール回し一つひとつを見ていてもすごい上手いなと感じますし、だいぶ前(昨年夏)に中村仁郎選手(G大阪)にも同じようなことを言いましたけど、すごい僕と似ているような選手だなと佐藤選手には思うので、個人的には頑張ってほしいと思います」と背中を押していた。

佐藤は現在、保有元のFC東京を離れて期限付き移籍先の岡山でプレーしており、久保は「僕の“ブラザー”が岡山にいるので」と共通の知人の話題を介して関係を深めているという。“ブラザー”とはFC東京時代の同僚であり、プライベートでも親友のDF鈴木喜丈のこと。久保は「喜丈くんの話題で盛り上がったり、いろいろ共通の話題があって楽しいですね」と目を細めていた。

そんな佐藤は10日のインドネシア戦に18歳238日で出場すれば、久保が代表活動の巡り合わせもあって果たせなかった「史上最年少でのW杯最終予選出場」「史上最年少A代表ゴール」の大記録となる。そんな後輩に久保は「明日チャンスがあるかわからないですけど、チャンスがあれば積極的にアピールしてほしいなと個人的には思います。本当に昔の自分を見ているような気分になりますね」と期待を寄せていた。

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