5月31日・6月1日「Jリーグ勝敗」予想(2)強い鹿島が「今季2度目」で首位争い過熱、G大阪「勝負を分ける」後半、「終盤に強い」川崎と広島、決め手は「満員御礼」か
今回のtotoはJ1第19節の10試合と、J2第18節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
■最高の「6割超」が勝利予想
記事前半では、2位の柏レイソルがヴィッセル神戸との上位対決を制すると予想した。記事後半ではさらに、その柏が首位の鹿島アントラーズに勝点で並ぶ可能性に言及する。
鹿島は今シーズンから指揮を執る鬼木達監督が短時間でチーム状況を把握。チームに適切な戦い方を落とし込み、復権を印象づけている。前節は最下位の横浜F・マリノス相手にまさかの敗戦を喫したが、試合2日前のtoto公式サイトでの投票率では、対象カード中で最高の6割超の勝利予想の声を得ている。
強い鹿島が帰ってきたとの印象が強いが、すでに5敗しているのも事実。第8節からは3連敗も経験した。そして今週末は、今季2度目の連敗を喫すると予想する。
理由は、対戦相手との相性だ。ガンバ大阪相手には、勝ちパターンがかみ合いそうもない。
注目したいのは後半だ。横浜FMに敗れた前節も含めて、鹿島は第14節以降の直近5試合で、後半にゴールを奪うことができていない。
一方のG大阪の戦いぶりは対照的だ。第14節の湘南ベルマーレ戦では開始2分の先制点から畳みかけたものの、その後の4試合で奪ったゴールは、すべて後半に生まれているのだ。
鹿島が前半のゴールで逃げ切りたいところだろうが、それを許さないのがG大阪の最近の得点力だ。5月に入ってからの5試合で、鹿島が6得点4失点なのに対し、G大阪は9得点6失点。G大阪がホームで首位をうっちゃるはずだ。
柏が予想通りに勝利すれば、敗れた鹿島は勝点で並ばれることになる。得失点差でまだ鹿島が上回るだろうが、タイトルレースはさらに過熱することになるだろう。
■目立つ「80分以降」の得点率
他にも「後半」がポイントになりそうなカードがある。3位サンフレッチェ広島と7位川崎フロンターレの対戦だ。
ここ4試合で2勝2分と無敗ロードに入っている川崎で目立つのが、終盤の得点率だ。無敗期間中に8ゴールを奪っているのだが、何とその半数にあたる4得点が80分を過ぎてから決まっている。
ただし、終盤の強さでは広島も負けていない。5連勝に突入した第14節以降、5試合での計11得点のうち、4ゴールが80分過ぎに生まれたている。しかも今回、川崎を迎え撃つホームでは、4得点中3ゴールが85分以降に決まっているのだ。
互いに終盤に見せ場をつくりそうだが、上回るのは広島だと予想する。今季オープンした念願のサッカー専用スタジアムは満員御礼が続いているが、ホームアドバンテージを最大限に活かすとみる。
今回のtotoの購入締切は5月31日で、ネット決済による公式サイトでの販売は13時50分(コンビニ決済は12時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。



