Jリーグの“DOGSOレッドカード”が物議!「VAR使ってこれかよ」「踵を踏んだ」「飛び方が不自然」「強度は関係ない」G大阪MFと広島FWの接触シーンでSNS大荒れ
【明治安田J1リーグ】ガンバ大阪 0ー1 サンフレッチェ広島(5月11日/パナソニックスタジアム吹田)
際どいシーンでの一発退場が物議を醸している。ガンバ大阪のMF鈴木徳真がボックス付近で広島のFWジャーメイン良を倒すと、DOGSO(決定的な得点機会の阻止)に該当するとしてレッドカードを提示されたシーンに、様々な意見が出ている。
G大阪はJ1リーグ第16節でサンフレッチェ広島と対戦。スコアレスで迎えた18分、自陣ゴール前でのビルドアップにミスが生じてしまう。
GK一森純からペナルティーアーク付近にいた鈴木への縦パスがミスになり、ボールがジャーメインの足下へ。鈴木は味方のミスをカバーすべくジャーメインに素早く寄せ、ペナルティーエリアのギリギリで後ろから交錯する形で倒してしまった。この段階でホイッスルは鳴らず、スタジアムが騒然とする中でプレーが続いた。しかし、足を痛めたジャーメインがセンターサークル付近で倒れ込み、試合が中断した。
両チームの選手がインターバルで水分補給をしていると、鈴木がジャーメインを倒したシーンについてVARが、“得点または決定的な得点機械の阻止(DOGSO)の可能性”があったかどうかを確認。判定はオン・フィールド・レビュー(OFR)に委ねられることになった。
解説の加地亮氏は、「ジャーメイン選手の身体が先に入っているので、その後の鈴木選手の手がどう取られるのかというところ。引っ張る勢いですよね。倒れるまでなのか、その引っ張り具合なのか。どう見るかですね。これは難しいですね」とコメントした。
福島孝一郎主審は何度も映像を確認した結果、DOGSOだったとして鈴木にレッドカードを提示。広島にペナルティーエリアのギリギリ外からのFKを与えた。加地氏は「鈴木選手の手が引っ張ったというところが判定されましたね」と口にした。
ただ、この判定にG大阪ファンは納得できない様子。SNSには、「は?あれでDOGSO判定とかおかしいやろ。ジャーメイン自分で飛んでるやん」「下手したらシュミレーション」「ノーファウルだろ」「これで退場はおかしい」「ジャーメインが大袈裟にこけただけだろ」「こけるほどのことじゃないって」「VAR使ってこれかよ」「徳真の手は確かにかかってるけど、ジャーメインくんも自分からダイブしてないかい?」「ボクの目には徳真が手をかける前にジャーメインは倒れかけてる様に見えたんやがね…」「ジャーメインの飛び方は間違いなく不自然」「レッドに該当するか?ほんまに?」など不満の声が多く上がった。
一方で「手もかかっていましたが、取られたのは踵っぽいですね。ジャメの踵を徳真が踏んでます」「鈴木徳真はジャーメインの脚を踏んだ…のか」「一瞬で分かりにくいけど、最初のコンタクトのところで右足でジャーメインの左足を踏んでる」「審判は客観的事実で判断するから、妥当な判定だった思う」「ガンバファンやけど、どう見てもドグソ…ただ一森、誰にパスしてんねん…」「ドグソに強度は関係ないので前入ってキーパーと1対1だし4要件全て当てはまるからドグソ」など、ジャッジを肯定するコメントも出ている。
その後、G大阪は33分に失点。数的不利の中でも最終的には11本のシュートで応戦したが最後までネットを揺らすことはできず、0ー1で敗れた。



