清水エスパルスの苦手クラブは? J1ワースト相性ランキング4位。総失点は100超え…。関西の名門に四苦八苦
Jリーグが誕生してから30年以上が過ぎ、各クラブは後世に語り継がれるような戦いの歴史を紡いできた。戦績が積み重なると、自然と「得意なクラブ」「苦手なクラブ」という傾向が表れてくる。そこで今回は、清水エスパルスにフォーカス。各チームとの通算対戦成績から1試合あたりの平均獲得勝ち点を算出したJ1相性ランキングを紹介する。
※通算対戦成績は『J.LEAGUE Data Site』を参照。現行ルールに合わせて、勝ち(Vゴール含む)=勝ち点3、引き分け=勝ち点1、負け=勝ち点0で計算。平均勝ち点が並んだ場合は1:総勝ち点、2:得失点差、3:総得点で順位を決定(いずれも少ない方が順位は上)。対戦が通算10試合未満のチームは対象外。データは1993~2024シーズンまでのJ1リーグに限る。
4位:ガンバ大阪
平均勝ち点:1.2
J1通算対戦成績:62試合23勝8分31敗
得失点:89得点108失点
清水エスパルスのJ1ワースト相性ランキング4位には、ガンバ大阪が入った。
Jリーグ創設当時から存在する「オリジナル10」クラブである両者は、これまでにJ1で62回対戦。清水が23勝8分31敗と負け越している。特筆すべきは、時期によって大きく明暗が分かれているところだ。
「Jリーグ元年」である1993年から2001年までは清水優位の時期だった。9年間でガンバと24回対戦し、16勝8分と好成績を残している。
しかし、2002年ごろから徐々にガンバ戦で結果を出せなくなってしまう。清水は2005年に就任した長谷川健太監督の下でリーグ上位争いに参戦するが、一方のガンバも強力なスカッドを完成させていた。西野朗監督の下でリーグ優勝や天皇杯連覇を達成するなど、黄金期を過ごしていた彼らに、清水は一歩及ばなかった格好だ。
直近のシーズンは、2023年、2024年と清水がJ2で戦っていたため、両クラブが公式戦で対戦することはなかった。今季は清水がJ1復帰を果たしたことで、第5節に久しぶりの対戦が実現。今回のランキングには反映していないが、青黒軍団がウノゼロ勝利をあげている。



