三浦知良が「朝起きて一番にすること」は?なぜ背番号11なのか?尊敬していた選手は?プロ40年目『キングカズ』のルーツが明らかに【KICK OFF!KANSAI】
放送100回突破を記念して三浦知良選手が特別ゲストで登場。プロ40年目を迎えた58歳のスーパースターへロングインタビューを敢行した。カズ選手へは元日本代表選手からメッセージが送られ、ガンバ大阪の遠藤保仁コーチからは「尊敬していた選手は?」と質問が届いた。好きな選手も明かしたカズ選手。代名詞とも言える背番号「11」のルーツも明らかになった。
▼記念回に超大物ゲスト…『キングカズ』こと三浦知良選手が登場
関西のサッカー情報を中心に扱うMBSのJリーグ応援番組『KICK OFF! KANSAI』(MC:元日本代表DF加地亮さん)。放送100回突破の60分スペシャル回に、ビッグゲストとして58歳で現役を続けるアトレチコ鈴鹿クラブの『キングカズ』こと三浦知良選手を迎えた。
クラブの練習を終えて番組の初インタビューに応じた三浦選手へ、ゆかりある元日本代表選手がメッセージを送った。まずは京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)時代のチームメイト、ガンバ大阪の遠藤保仁コーチ。19歳だった遠藤コーチはカズ選手とプレーした。当時は「カズさんが本当に来るのか?と噂があった時は見ていたし、ずっと見ていたカズさんと一緒にプレーできる喜びと両方あった」との思いがあったという。
遠藤コーチが驚いたのがシュート練習で「高確率でゴールに吸い込まれていくのを見て、世界と戦って渡り合っている人の精度は高いということ」だった。そんな遠藤コーチは尊敬される存在であるカズ選手へ「尊敬していた選手は?」と質問を投げかけた。
カズ選手の答えは「兄貴を尊敬していましたね」。兄・三浦泰年さんについては「小学校も中学校も日本を代表するような選手になっていた。自分はその頃トシちゃん(田原俊彦)の踊りばっかり踊っていましたし、サッカーよりも半々ぐらいだった(笑)」と、背中を追いかけてきた。
好きな選手は元ブラジル代表FWリベリーノ。左足の魔術師が広めたエラシコを来日した際に目の当たりにし「感動しましたね。その影響もあって11番好きなんですよ」と明かした。憧れだった地元の先輩が背番号11でリベリーノを好きだったことからカズ選手も好きになったという。カズ選手のルーツが垣間見られた。
▼身体を作り出す秘訣は「交代浴」
また、貴重なプライベートも告白した。朝、起きてから一番に何をするのか。「血圧を測ります」といい「そんなに高くはないんですけど、115とか、下は60ぐらい。心拍数が45ぐらい。体脂肪は12%ぐらい。維持するの大変です」と身体について詳しく明かした。
その身体を作り出す秘訣は交代浴だという。冬でもベランダにアイスバスを置いており、浴室で温水に6分から8分入る。浴室から赤いガウンを着用してベランダへと向かい、交代浴で身体を整えるようだ。
プロ40年目を迎えたカズ選手。変化する肉体を日々懸命にケアしている。



