G大阪で出場機会のばすMF美藤倫、今季初の連敗に沈痛「うまくいかない中であがく姿を見せたい」
[4.6 J1第9節 柏 1-0 G大阪 三協F柏]
関西学院大からガンバ大阪へ入団し、ルーキーイヤーだった2024シーズン。MF美藤倫はラスト10試合で連続出場してシーズンを終えると、プロ2年目となる2025シーズンも第9節までの全試合に出場し、直近3試合では先発とチャンスをつかんでいる。プレー時間は昨季の12試合302分から、今季は9試合487分まで増えており、指揮官からの信頼がうかがえる。
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G大阪は前節・町田戦(●0-1)に続いて、4-3-1-2の布陣でスタート。美藤は3ボランチの左に入った。前線が2トップ+トップ下ということもあって、ボランチの攻撃参加も必須となる。
「しっかりスライドして反対サイドに(ボールが)あったら中を締めるとか、同サイドだったら自分のところで奪い切る。攻撃のところは2列目のランニングであったりとか、そういう運動量を求められるところだと思ってます」
戦前に想定していたとおり、柏にボールを持たれる時間が長くなる展開のなかで、決定機を許す場面は多くなかったが、1ゴールを許した。失点の場面では、ゴール前でのこぼれ球が柏のMF小泉佳穂の前にこぼれて、シュートを決め切られた形だった。
「ゴール前で全員が体を張っていましたし、CB、SBのディフィンスライン、ボランチの選手もしっかり返ってきてた中で、ああいったところが一瞬ぽかっと開いて、そこにボールが流れて決められたのはホント悔しいです。きつい中で集中が切れていたんだと思いますし、そういったところは全員でやっていかないといけないと思います」
今季初の連敗を喫したG大阪は、これで4戦未勝利(1分3敗)となった。通常席のチケットは完売、アウェー側の観客席を青黒で埋めたG大阪サポーターからは、試合後に強烈なブーイングが飛んだ。
「ブーイングされるのは自分たちのせいです。全然勝てていないので。内容もこだわらないといけないですけど、やっぱり勝ちっていうのをサポーターの皆さんに見せたいです。今も選手全員が手を抜いてないですし、サポーターの皆さんのためにやろうっていう気持ちはあるんですけど、なかなかうまくいかない中であがく姿をしっかり見せたいと思ってます」
5試合ぶりの勝利をサポーターに届けられるか。G大阪の次戦は12日、ホームで名古屋と対戦する。



