宇佐美貴史が吐露「今はブレーキがかかった状態」 負傷明け、3戦ぶり出場も…明かした胸の内

宇佐美貴史は敗れた横浜FM戦で途中出場

ガンバ大阪は3月16日、J1リーグ第6節で横浜F・マリノスと対戦し、0-2で敗戦した。エースで主将のFW宇佐美貴史は途中出場して3試合ぶりにピッチに立った。左サイドやトップ下に入り、チャンスを作り出したが、自身のコンディションとしてはまだ「今はちょっとブレーキがかかったような状態」と明かした。

【実際の動画】柿谷曜一朗がG大阪練習場に! エース宇佐美貴史に直撃取材の瞬間

背番号7が帰ってきた。後半13分から3試合ぶりにピッチに立った宇佐美は左サイドに。後半26分からはFWデニス・ヒュメットがデビューを果たし、トップ下へポジションを移した。同38分には宇佐美のクロスからFWイッサム・ジェバリが胸トラップからシュートするもわずかにゴール右にそれた。

「(倉田)秋くんがやっているときも内に絞って、左のインサイドハーフみたいな感じで。(黒川)圭介を上げさせてというオプションでやっていた。左のウイングというよりかは(インサイドハーフのような)イメージだった」

昨年11月に右ハムストリング肉離れで離脱し、シーズンを終えたなか今年に入っても思うようにコンディションが上がり切らなかった。キャンプから練習に合流したが、現在も満足な状況にはない。

「自分の中でキャンプ前にイレギュラーが発生したり、キャンプから上がっていく、試合に出て上がっていくというところで今はちょっとブレーキがかかったような状態。タイミングでバチッとはまるときもありますし、あとは積み上げていくだけやと思う。(中断期間は)自分にとって凄くいい時間になると思いますし、ここをうまく使いたいなと思います」

昨季は宇佐美自身、肉体改造もして序盤からいいスタートを切ったが、今季は今まで苦しんでいる。だが、G大阪の大黒柱、背番号7を付ける男。這い上がる姿は何度も見せてきた。チームもこの日はスタッツで圧倒しながらも痛恨の2失点で敗れた。6試合を終えて3勝3敗。「あとはどれだけさらに積み上げていけるか」。宇佐美もチームもここからだ。

https://www.football-zone.net/

Share Button