MF山下諒也が芸術的なループ弾!! 逃げ切ったG大阪が2連勝…清水は今季初黒星も高卒ルーキーMF嶋本悠大が初先発
[3.8 J1第5節 G大阪 1-0 清水 パナスタ]
J1リーグは8日、第5節を各地で開催し、パナソニック スタジアム 吹田ではガンバ大阪と清水エスパルスが対戦。1-0の完封勝利を収めたG大阪がリーグ戦2連勝を飾った。
【動画】芸術的なループ弾!! G大阪MF山下諒也が決勝点をマーク
ここまで2勝2敗のG大阪は2日の第4節東京V戦(○1-0)から先発3人を入れ替え、MF鈴木徳真、DF佐々木翔悟に加え、広島から電撃移籍で加入して前節途中出場でデビューを飾ったFW満田誠らを先発起用。一方、開幕4戦2勝2分けで無敗の清水は第4節岡山戦(△1-1)から先発1人を変更し、高卒ルーキーのMF嶋本悠大が初スタメンを飾った。
前半15分に清水をアクシデントが襲い、負傷したMF山原怜音がプレー続行不可能と判断され、DF北爪健吾との交代を余儀なくされた。
すると、36分にG大阪が試合を動かす。MFネタ・ラヴィが相手の裏をかいた縦パスを送ると、PA内右でFW山下諒也がフリーで受ける。中央に持ち出すと、左足の鮮やかなループシュートでゴールを陥れてスコアを1-0とした。
1-0のまま後半を迎えると、1点のビハインドを背負う清水は嶋本に代えてMF小塚和季を投入して状況を打開しようと試みる。9分にはMFマテウス・ブエノのパスから前線に走り込んだMF宇野禅斗が左足ダイレクトで狙うも、シュートはGK一森純の守備範囲に飛んでしまう。
17分にはG大阪に追加点のチャンス。満田のパスを受けたFWイッサム・ジェバリがPA内右に持ち込むが、右足の鋭いシュートはGK沖悠哉に弾き出されてしまった。
その後もG大阪に追加点こそ生まれなかったものの、清水の反撃も許さずに逃げ切って1-0の完封勝利。敗れた清水は今季初黒星を喫することとなった。