G大阪が敵地快勝 ポヤトス監督は新戦力・満田誠を評価「しっかり適応できる能力がある」
明治安田J1リーグ第4節(2日)、G大阪が東京V戦(味スタ)で1―0と快勝。2月27日に広島からG大阪にレンタル移籍で加入したFW満田誠が、鮮烈な新天地デビューを果たした。
G大阪はチームの主力であるFW宇佐美貴史とDF中谷進之介が不在の中、前半を0―0で折り返す。
後半開始時から満田が途中出場。セットプレーのキッカーを務め、チーム最多のシュート4本を放つなど躍動した。G大阪は後半40分に途中出場のMFファン・アラーノが出したパスに、FWイッサム・ジェバリがヘディングで合わせて先制弾。そのまま1―0で逃げ切った。
試合後に満田は「今まで移籍もなかったし、紫のユニホーム以外でプレーするのは初めてだったので、アップの時からすごく違和感があった。これからはどんどん慣れていくと思う。アウェーにも関わらず、あれだけのファン、サポーターの方が来てくれて、結果で応えたいと思った」と充実した表情を見せた。
その上で「攻撃、守備でまだまだわからない部分もある。そこは周りの選手やコーチ、スタッフ陣に聞いたりしながら、もっと突き詰めていきたい」とさらなる活躍を誓った。
G大阪のダニエル・ポヤトス監督も「相手のプレッシングを外した後に前進できていない印象があったので、満田を入れてより前に(ボールを)持っていきたかった」と途中起用の意図を説明。その上で「満田に能力があることは理解していた。この少ない練習期間の中で、これだけできている。チームのスタイルにも、しっかり適応できる能力がある」と満田を絶賛した。
また、先制ゴールを決めたジェバリも「満田が入ったことで自分の近くでプレーができて、そこから自分のボールの供給源にもなった。その点では非常にやりやすかった」と〝新コンビ〟に手応えを口にした。
これでG大阪は開幕4戦で2勝2敗となった。