ハーフタイム投入で鮮烈G大阪デビューの満田誠にポヤトス監督「少ない練習時間でこれだけできるということは…」

[3.2 J1第4節 東京V 0-1 G大阪 味スタ]

ハーフタイムの2枚替えが全てを変えた。前半はシュート1本にとどまっていたガンバ大阪だったが、後半開始時に新加入のMF満田誠をトップ下、DF佐々木翔悟をCBに投入すると、そこから猛攻がスタート。最後は同じく途中投入のMFファン・アラーノのクロスからFWイッサム・ジェバリが強烈なヘディングシュートを突き刺し、今季2勝目を収めた。

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昨季の上位躍進を牽引したFW宇佐美貴史、DF中谷進之介、FWウェルトンをアクシデントで欠く中、敵地で掴み取った勝ち点3。試合後、ダニエル・ポヤトス監督は「前半はなかなかプレーのコントロールができなかったところで、この2人が助けてくれた。交代によってコントロールできるようになり、チャンスを増やすことができ、最後に決め切ることができた」と満田、佐々木の両選手を手放しで称えた。

なかでも広島からの期限付き移籍で加入したばかりの満田の存在感は絶大だった。 チーム最多のシュート4本はゴールにつながらなかったものの、投入直後から局面のデュエルと幅広い活動量、そしてプレースキックで存在感を発揮。広島では出場機会が得られていなかった上、2月27日の移籍発表とチーム合流からわずか4日しか経っていないにもかかわらず、試合感や連係不足の影響を感じさせないスピード感でパスワークに絡み、宇佐美不在の攻撃陣を中心となって支えていた。

ポヤトス監督は満田の起用について「プレスを回避した後によりチームをグッと前に持っていける能力があることはわかっていたので、そこを引き出したかった。彼自身ターンしてそのまま運んでいけるのでその能力を使いたい狙いがあった」と説明。その上でさらなる適応に向けて「能力があることは理解していたし、少ない練習時間の中でこれだけできるということはすぐに適応できるんじゃないかと考えている。このスタイルに適応できる能力がある」と太鼓判を押した。

なお指揮官は試合後会見で、前節・岡山戦(●0-2)に出場した後にベンチ外となった宇佐美の状態にも言及。詳細な状態については「まだ皆さんにお伝えするタイミングではない」としながらも、「少し違和感があったので残してきた」と軽症を強調した。

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