G大阪、FWイッサム・ジェバリの豪快ヘッドで東京Vに1―0 新加入FW満田誠も出場し再三の好機演出
◆明治安田 J1リーグ▽第4節 東京V―G大阪(2日・味の素スタジアム)
J1の第4節、東京V―G大阪は1―0でG大阪が勝利した。
試合開始早々は攻め込まれる時間が続いたが粘り強く全員守備で回避。コンパクトに守り抜くと、10分頃からは展開が落ち着きはじめ、G大阪も徐々にビルドアップで相手陣へ進入する時間が増え始める。主将のFW宇佐美貴史、副将のDF中谷進之介と攻守の要を欠く中、MF倉田秋が上下に激しく動き回り、チームをけん引。相手はサイドとの連携や、多彩パスを使った攻撃でシュートは7本、G大阪はシュート3本の0―0で試合を折り返した。
後半からは27日に加入が発表されたFW満田誠が出場した。トップ下に入ると早速セットプレーのキッカーを務め、ボールを競り合う場面での強度、ゴール前への進入などで攻撃を活性化させた。次第に攻め込むシーンが多くなったG大阪は33分、FWイッサム・ジェバリが相手のペナルティーエリア内でボールを奪うと、混戦となり満田が左足でシュート。DFに阻まれたが全体としてリズムが生まれてくる。すると41分、山下、満田、ジェバリが絡んで相手ペナルティーエリア付近に進入。最後は途中出場のMFファン・アラーノが左サイドから上げたクロスに、ジェバリが頭で合わせて先制点をもぎ取った。
スコアはそのまま試合が終了。G大阪が今季2勝目をつかんだ。