ACLEベスト16進出の光州FC、G大阪でも活躍した元韓国代表MFチュ・セジョンを完全移籍で獲得
光州FCは2月28日、大田ハナシチズンFCから元韓国代表MFチュ・セジョン(34)を完全移籍で獲得した。
2012年に釜山アイパークでプロデビューのチュ・セジョンはボランチやアンカーなどを基本ポジションに、タフな守備と右足の正確なロングパスが魅力のMF。2016年から母国の強豪FCソウルでプレーすると、2021年にはガンバ大阪へ完全移籍。
初の海外挑戦となったG大阪では、加入初年度からJ1リーグで22試合に出場とまずまずの出番を手にしたが、だが、2022年はベンチ外も少なくなく、同年7月からKリーグ2の大田ハナシチズンにレンタル。公式戦19試合出場で1得点3アシストを決め、チームの昇格に貢献した。
2023年1月に大田ハナシチズンへ完全移籍を果たすと、その後の2シーズンで公式戦54試合に出場し2ゴール2アシストを記録したが、2024シーズン限りでチームを退団していた。
AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)2024-25でベスト16進出を果たすなど、躍進を見せる光州へ活躍の場を移したチュ・セジョンは、公式サイトで以下のように意気込みを語った。
「相手チームとして対戦した光州は本当に良いサッカーをするチームであり、光州がどのような理念や ビジョンを持っているかについて興味を持っていた。監督、選手たちと一緒に光州が評価されるチームになるための力になりたいし、ファンが望む姿をスタジアムでお見せできるように最善を尽くしたいと思う」