G大阪が広島FW満田誠を電撃補強!「価値はピッチ上で示す」離脱中MF山田康太の“代役” 実績十分の元日本代表を獲得
J1のG大阪は27日、広島から元日本代表FW満田誠(25)を、期限付き移籍で獲得することを発表した。今季、満田はリーグ戦ここまで3試合出場なし。ACL2で1試合途中出場したが、直近のリーグ戦2試合ではベンチからも外れていた。G大阪ではMF山田康太(25)がSNSでの不適切な迷惑行為により、チームを離脱中。山田と同じくトップ下などでプレー可能で、リーグ戦87試合で16得点の実績を誇る満田の獲得に動いたとみられる。
「サンフレッチェ広島から移籍してきました満田誠です。少しでも早くチームに馴染み、チームの勝利のためにやれることは全部やります。サッカー選手である以上、その価値をピッチ上で示しファン・サポーターの方に応援してもらえるよう頑張ります。よろしくお願いします」とクラブを通じてコメントを寄せた。
満田は広島の下部組織から流経大を経て、2022年に広島に入団。プロ1年目はリーグ29試合に出場し9得点をマーク。豊富な運動量、高いシュート精度でリーグ3位、ルヴァン杯優勝に貢献した。その活躍は認められ、同年の「E―1選手権」では森保一監督率いる日本代表にも選出され、2試合に出場した。
しかし23年は負傷もあって、23試合(全試合先発)で4得点と成績は低下。24年は9月以降はリーグ戦でスタメンの座を失い、リーグ戦35試合に出場(先発は23試合)したが、3得点に終わっている。
G大阪は26日の第3節・岡山戦(JFEス)で今季初の完封負けを喫し、開幕から3試合で1勝2敗。試合後の会見でダニエル・ポヤトス監督が課題に挙げた「攻撃面」を活性化させる存在として、すでに獲得が決定的となっているトルコ人FWデニズ・ヒュメット(28)、さらに満田を加え、チームの立て直しを図る。