「負けて臨むよりは…」緊急出場でタイトル獲得の19歳井手口、五輪予選へ弾み ゲキサカ 1月1日(金)19時20分配信

[1.1 天皇杯決勝 浦和1-2G大阪 味スタ]

緊急出場でタイトル獲得に貢献した。ガンバ大阪のU-23日本代表MF井手口陽介は前半12分、負傷したDF米倉恒貴に代わって途中出場。「試合の流れにのまれないように意識してやった」と、ボランチの位置で冷静にパスをさばいた。

「間延びしないこと、セカンドボールを意識してやった。まだまだ(守備で)ボールに行けるシーンがあったし、詰めが甘かった」。自身のプレーをそう反省す る19歳だが、「今季はすべてのタイトルで、目の前で悔しい思いをしてきた。最後、優勝できてうれしいし、自分の成長にもつながると思う」と、Jリーグ、 ナビスコ杯であと一歩届かなかったタイトル奪取を喜んだ。

明日2日にはU-23日本代表の一員としてAFC U-23選手権に出場するため、カタールに向けて出発する。「負けて臨むよりは勝って臨むほうが気持ちいい」。タイトルを手土産に乗り込むリオデジャネイ ロ五輪アジア最終予選。チーム最年少のMFは休む間もなく、次なる戦いに向かう。

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