ガンバ大阪の苦手クラブは? J1ワースト相性ランキング4位。毎回拮抗? 近年はとくに苦しんでいる

Jリーグが誕生してから30年以上が過ぎ、各クラブは後世に語り継がれるような戦いの歴史を紡いできた。戦績が積み重なると、自然と「得意なクラブ」「苦手なクラブ」という傾向が表れてくる。そこで今回は、ガンバ大阪にフォーカス。各チームとの通算対戦成績から1試合あたりの平均獲得勝ち点を算出したJ1相性ランキングを順位ごとに紹介する。※通算対戦成績は『J.LEAGUE Data Site』を参照。現行ルールに合わせて、勝ち(Vゴール含む)=勝ち点3、引き分け=勝ち点1、負け=勝ち点0で計算。並んだ場合は1:勝利数、2:得失点差、3:総得点で順位を決定。データは1993~2024シーズンまでのJ1リーグに限る。

4位:FC東京

平均獲得勝ち点:1.30

通算対戦成績:46試合/16勝12分18敗/67得点62失点

ガンバ大阪はFC東京とJ1リーグで46試合を戦い、16勝12分18敗という成績だ。1試合平均獲得勝ち点は1.30となっている。

FC東京がJ1に初めてやってきた2000年からしばらくはG大阪が優勢だった。2010年までの戦績は10勝4分8敗で勝ち越していた。

初優勝を果たした2005シーズンは、大黒将志のハットトリックを含む5−3の勝利を収め、2007年にはマグノ・アウベス播戸竜二がそれぞれ2得点を挙げるなどして6−2の大勝を飾るなど、西野朗監督のもとG大阪が高い攻撃力を誇っていた時期だったということもあり、大量得点のゲームも多かった。

しかし、2011年以降は6勝8分10敗と負け越している。3冠を達成した2015シーズンでも相性の悪さが出ており、第14節で対戦して0−3で敗戦。第30節にリベンジに成功して優勝まで駆け抜けたが、チームが強い時期も直接対決の戦績では圧倒はできていない。初期の大勝により得点数では上回るものの、通算成績では劣勢だ。

直近5シーズンに絞ると3勝3分4敗とFC東京がやや優勢。かつては大量得点の試合が多かったが、直近では6得点10失点とロースコアが続いている。

今季は4月の第12節と6月の第21節で対戦予定。シーズンダブル達成で戦績を五分に戻せるだろうか。

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