韓国FWが唖然…17歳日本代表GKの“神の左手セーブ”が衝撃的!「すげえぞ!」「やられたと思った…」荒木琉偉が超反応ストップの瞬間【U20アジアカップ】
【AFC U20アジアカップ】U-20日本代表 1-1 U-20韓国代表(日本時間2月20日/深圳ユース・フットボールトレーニングベース・ピッチ1)
U-20日本代表のGK荒木琉偉(ガンバ大阪)が至近距離からのヘディングシュートを左手1本でセーブ。超人的な反応を見せたビッグプレーが話題沸騰だ。
U-20日本代表は2月20日、U20アジアカップのグループステージ第3節でU-20韓国代表と対戦し、1-1のドローで引き分けた。韓国の決定機は決して少なくなく、1失点で済んだのは17歳ながら194cmの体躯を誇り、飛び級で今大会のレギュラーを張る荒木のスーパープレーがあったからだ。
とりわけ圧巻だったのが、39分のワンシーンだ。日本は右サイドを韓国のMFカン・ジュヒョクに破られてピンチを迎える。折り返しはDF梅木怜(FC今治)が足に当てるも、ボールを弾き出すことができず。跳ね上がるように変化したボールは、ニアサイドをケアしていたDF市原吏音(RB大宮アルディージャ)の頭上を越えてゴール前の中央へ飛んでいった。
そして、この不規則なボールを韓国のFWハン・ジョンウが頭で合わせた。日本としては失点を覚悟する超至近距離からシュートだったものの、荒木が鋭く反応。力強く踏み切って高く飛び跳ねて、ゴールの天井を突いてきたシュートを左手1本で防いでみせたのだ。
クロスを上げたカン・ジュヒョク、シュートを打ったハン・ジョンウがいずれも頭を抱えて唖然としたセーブには、実況の安井成行氏は「おぉ!ここは荒木!」とシャウト。解説の長谷川アーリアジャスール氏は「GKもそうですけど、最後に自由にやらせないように身体をぶつけているのも大事」と荒木のセーブだけではなく、最後まで身体を寄せたDF喜多壱也(京都サンガF.C.)の対応も称賛した。
荒木のチームを救うミラクルシーンはSNSでも話題に。「荒木はこれくらいやるでしょ。もう2本救った」「GK荒木くんナイスセーブ過ぎるありがとう」「ナイスキー!すげぇぞ荒木くん」「荒木すごい」「荒木神だわ」「荒木、よく我慢して掻き出した」「完全にやられた思った」「荒木くんすっげーナイスセーブ」「おいおい、今日の荒木覚醒してるぞ」「荒木ナイス!(2回目)」と、守護神を手放しで賞賛していた。
荒木は21分にも右サイドを抜け出してきたカン・ジュヒョクと1対1を迎えていたが、瞬時に足を開いて左足でセーブ。長谷川氏が「もしかしたら21分に止めたことで乗って、今のセーブに繋がったのかもしれません。表情から見てもすごく自信がありそうに見えますね」と述べたように、高い集中力を発揮してゴールマウスに鍵を掛けた。
なお、D組2位での決勝トーナメント進出となったU-20日本代表は、2月22日の準々決勝でU-20イラン代表と対戦。U-20ワールドカップ出場権がかかった大一番でも、荒木の活躍に期待したい。
(ABEMA de DAZN/AFC U20アジアカップ)
【AFC U20アジアカップ】
2025年2月12日から3月1日まで中国で開催。グループステージは16チームがグループAからグループDに分かれて戦い、各組の上位2チームが決勝トーナメントに進出する。準決勝に進出した上位4か国が、2025 FIFA U-20ワールドカップ(チリ開催)の出場権を獲得する。日本は前回の2023年大会で準決勝敗退、今大会は2016年大会以来となる優勝を狙う。