G大阪、福岡戦で今季初勝利へ C大阪との開幕戦黒星からポヤトス監督「もう一度起こさないように」
G大阪は21日、大阪・吹田市内のグラウンドで非公開の練習を行った。チームは14日、本拠地で行われたC大阪との「大阪ダービー」開幕戦に2―5で敗戦。今季初白星をかけて戦う22日の福岡戦(パナスタ)に向け、ダニエル・ポヤトス監督は「(ダービーのような敗戦を)もう一度起こさないように。フットボールの解決策は彼らも持っているので、やってくれると思っている」と選手たちへの信頼とともに必勝を誓った。
伝統の一戦を、過去最多失点で落としてから1週間が経過した。選手、スタッフをはじめ、本拠地に大勢駆けつけたファン、サポーターにとっても歯がさが残る試合だった。指揮官は試合後のチームを「モヤモヤ感、できることができなかったやるせなさがあったと思っている」と表現した。4失点を喫した後半には「良くなかったかなと。いらだちを感じた部分も正直ある」と率直な思いを吐露。それでも「もう二度と起こさないよ、というところを全員で再確認して、チームとしての基準にする宣言をした。あとは切り替えていい練習が積めたと思う」とチームへの期待感をにじませながら話した。
福岡戦に関しては中3日で続く第3節・岡山戦(26日・JFEス)、第4節・東京V戦(3月2日・味の素)も考慮して「若干の変更もある」と開幕節からのメンバー入れ替えも示唆。まずは今季初白星を挙げ、本拠地で勝利を渇望するファン、サポーターとともに勢いに乗る。