G大阪が天皇杯連覇 最後の1冠死守 パトリック2発「チーム全員が頑張った」 デイリースポーツ 1月1日(金)16時15分配信

「天皇杯・決勝、G大阪2-1浦和」(1日、味の素スタジアム)

G大阪が2連覇となる5度目の優勝を果たした。FWパトリックが2得点で勝利に貢献した。ナビスコ杯では決勝で鹿島に、リーグ戦ではチャンピオンシップで広島に優勝をさらわれたが、昨年の3冠王者が2015年度最後のタイトルをものにした。

前半32分に自陣でG大阪がボールを奪うと、前線のパトリックへパスが送られた。持ち上がると、そのままニアサイドへシュート。日本代表GK西川を抜いて、ゴールネットを揺らした。

同36分に浦和FW興梠に同点ゴールを許したものの、後半8分に右CKに再びパトリックが躍動する。味方選手とのスイッチでDF槙野のマークを外すと右足ボレーを流し込んだ。

試合終盤は浦和の猛攻にさらされたが、DF丹羽、GK東口ら守備陣が踏ん張り逃げ切った。

2得点のパトリックは「チーム全員がタフに戦った。決勝のために一生懸命練習してきた。2点取れたのは良かったです。チーム全員が頑張ったので、みんな におめでとうと言いたいです」とチーム力での勝利を強調した。長谷川監督も「選手が3度目の正直で、絶対にこの決勝に勝つんだという強い気持ちで戦ってく れたのが結果につながったと思います」と選手をたたえた。

 

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