G大阪・宇佐美 天皇杯連覇弾誓った!2位続き…ラスト1冠は取る デイリースポーツ 1月1日(金)7時0分配信

サッカーの天皇杯全日本選手権は1日に、東京・味の素スタジアムで決勝が行われ、2連覇を狙うG大阪と、9大会ぶりの優勝を目指す浦和が顔を合わせる。G 大阪は31日、大阪府吹田市内で約1時間非公開で調整。今季J1、ナビスコ杯とも2位に終わっているG大阪は、FW宇佐美貴史(23)が3戦連続ゴールと タイトル獲得を誓った。浦和はさいたま市内で調整し、準決勝で左膝を負傷した日本代表MF柏木陽介(28)は出場が厳しい見通し。

2試合連続2得点と波に乗る宇佐美が、ゴールでG大阪を2連覇に導く。昨季3冠王者は今季、ナビスコ杯決勝で鹿島に、J1チャンピオンシップ決勝では広 島に敗れた。待望のタイトルへ「自分も含め、いろんな人に悔しい思いをさせている。終わりよければすべてよし。ありとあらゆるものを絞り出して戦いたい」 と気持ちを高ぶらせた。

前回の天皇杯、G大阪は決勝で山形に3-1で勝ち、宇佐美は3点目のゴールを挙げて貢献した。もっとも、アジア杯の影響もあって14年12月に開催されたため、自身にとって元日の試合は初めてになる。

「大みそかは家族と過ごして、テレビを見たりしてきた。試合へのアプローチに心配もあるけど、大きな舞台を経験できるのはJで2チーム。有り難い気持ちを持ってやりたい」。せわしい年越しも、サッカー選手冥利(みょうり)に尽きると痛感している。

狙うは3試合連続のゴール。約3カ月決められない時期もあったが、ここに来て2試合連続2得点と復調の兆しを見せている。「自分のゴールで勝たせられるという自信を持ってやりたい」-。

今季、浦和にはチャンピオンシップ準決勝を含めて3度対戦し、2勝1敗と勝ち越している。もっとも、9大会前は決勝で当たり0-1で敗れた。2016年、G大阪が最高のスタートを切ってみせる。

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