即セットプレーのキッカーも 18歳大型ルーキーが感じたプロの舞台「高校とは全然違う」

G大阪は練習試合で水戸と対戦

沖縄でキャンプ中のガンバ大阪は1月21日、今季初の実戦でJ2水戸ホーリーホックと練習試合(45本×3本)を行い、計2-0で勝利を飾った。神村学園高校から新加入の18歳MF名和田我空が実戦デビュー。トップ下や右サイドでプレーした名和田は「高校とは全然違う」とプロのレベルを実感した。それでも、セットプレーのキッカーを任され、フリーキック(FK)、コーナーキック(CK)を披露した。

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「やっぱりプレッシャーの部分も早かった。高校とは全然違うなと思いました」

スーパールーキー名和田がピッチに立った。2本目の途中からトップ下で、3本目は右サイドで出場。FKやCKのキッカーも任され、堂々としたプレーを見せた。3本目にはDFの間を通してチャンスメイクするピンポイントのパスを供給。それでも、約65分間のプレー時間で課題を多く感じていた。

「まだまだ上手くいかないところも多かった。受けてからの質を上げていかない。パスも引っかかるところがあった。ここから引き上げていかないと試合にからむことはできない」

まだ高校生の18歳。でも本人にその意識は全くない。プロの道へ進み、土俵は同じ。言い訳をする気はさらさらない。

「徐々にボールを受けるタイミングを合わせていければいい。セットプレーでもアシストできるチャンスはある。今日はちょっとサインがあっていない部分もあったので、そういうところも突き詰めていかないと。ボールを受ける回数も増やさないといけない」

すでにJ1の舞台でテクニックは通じている。プレーの合間では周囲に「もうちょっとニアだった?」と確認して積極的にコミュニケーションを取っている。これからが楽しみな逸材は今第一歩を踏み出した。

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