「暗躍していた」ガンバ宇佐美貴史が遠藤保仁コーチの貢献度を語る「ダニもすごく参考にしている」
「僕は特にコミュニケーションを取ることは多くない」
ガンバ大阪のFW宇佐美貴史が、クラブの公式YouTubeチャンネルに出演。遠藤保仁コーチについて語った。
宇佐美は昨季、背番号を遠藤コーチが現役時代に背負っていた7番に変更し、主将に就任。ただ、自身は29試合5得点にとどまり、チームもJ1で16位に沈み、厳しいシーズンとなった。
その後、今年1月に現役引退を発表した遠藤コーチが、G大阪のコーチに就く。そのなかで今季、宇佐美は35試合12得点をマークし、J1ベストイレブンに選出される活躍ぶり。チームは4位でフィニッシュした。
宇佐美のパフォーマンス向上に、遠藤コーチによる効果はあったのか。クラブOBで元日本代表DFの加地亮氏に問われると、32歳のアタッカーは「僕は特にコミュニケーションを取ることは多くないですね」と答え、レジェンドのチームでの役割を、こう述べる。
「攻撃的な部分とか、守備的なオーガナイズもそうですけど、スタッフのなかでの会話とか、色々あると思うんですよ。そのなかで、ヤットさんが言うことをダニ(エル・ポヤトス監督)もたぶん、すごく参考にしていると思います。
出た課題をすぐ修正していくところで、すごくヤットさんは暗躍していたというか。プラス、メンバー外の選手のメンタルとかコンディションのコントロールをすごくやっていたと思います。あえて1歩、2歩、引いた状態で仕事している風には見えました」
遠藤コーチは様々な面でチームを下支えしていたようだ。