昨季最多タイ失点の守備を大幅改善…DF中谷進之介が明かす手応え「シーズンが進むにつれて…」
ベストイレブンに選出されたガンバ大阪のDF中谷進之介が、失点数の大幅減少について見解を語った。
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中谷は今季、名古屋グランパスからG大阪に完全移籍で加入した。開幕から守備の要として君臨し、フィールドプレーヤーではリーグで唯一の全試合フルタイム出場。さらには昨季リーグ最多タイの61失点を喫した守備の大幅改善に貢献。リーグで2番目に少ない35失点までに減少させると、昨季の16位から4位への躍進を支えた。
この活躍もあり、ベストイレブン入りを果たした中谷は、守備の再建について問われると「チームとして守備の意識はすごく上がりましたし、最後のシュートブロックのところで体を張って止めるところは、チーム全体の意識が上がったかなと思います」と語る。
多くのシュートブロックでチームのピンチを救った姿が印象的だが、本人は「ガンバに来るまでシュートブロックが強みだと思っていなかった」と明かす。「シーズンが進むにつれて、シュートを止められる場面が多くなって、それがチームに伝染しているなという印象がありました」と振り返った。
リーグでは4位躍進、天皇杯では決勝進出を果たした。だが、わずかにタイトルには手が届かなかった。「ガンバ大阪というチームに来て、すごく良い仲間と良い環境でサッカーをやらせてもらって、あと一歩というところまで来た」と中谷も充実感と手応えを示す。
「来年はこの悔しさをバネにして、素晴らしい仲間がいるので、タイトルを取りたいなという思いは強くなりました」と来季のタイトル獲得に意欲を見せた。



